ゲルノット・ワグナー(ハーバード大学工学・応用科学リサーチ・アソシエイト、同大学環境科学・公共政策レクチャラー)と、マーティン・ワイツマン(ハーバード大学経済学教授)という二人の経済学者による気候変動に関する本。 気候変動クライシス 作者:ゲ…
大雨、洪水、サイクロン、干ばつ、砂漠化、そしてバッタ襲来等の自然災害の脅威を受けまくるアフリカで、気候変動課題のことを考えると、今後世界はどうなっていくのかと心配がむくむくと膨らんでいく。 気候変動はすべての社会課題に繋がっている。 そんな…
既に超有名でとても広く読まれているのでいまさらオススメというわけでもないけれど、私も読んだので。 82年生まれ、キム・ジヨン 作者:チョ・ナムジュ 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/02/13 メディア: Kindle版 一人の女性の人生が淡々と描かれて…
いろいろおもしろい、ジェーン・スーさんの本をまた。 私がオバさんになったよ (幻冬舎単行本) 作者:ジェーン・スー,光浦靖子,山内マリコ,中野信子,田中俊之,海野つなみ,宇多丸,酒井順子,能町みね子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2019/03/13 メディア: K…
ある時「かなわない」のレビューを何かで読んで、ふむ、とポチって読み始めたら、三部作一気に読んでしまった、どっぷりつかってしまった読書体験。 かなわない 作者:植本一子 出版社/メーカー: タバブックス 発売日: 2016/02/05 メディア: 単行本 植本一子…
NY在住ライターの佐久間裕美子さんが2017年7月5日から365日書き続けた日記がまとめられている本。 2017年と言うと、その年の頭にトランプ大統領が就任したので、その後の激動のアメリカの暗かったり、不安だったり、でも変わらないところとかも、とても興味…
フェミニズムっぽい話の時に、 私はフェミニズムの強硬論者じゃないけど… 強い言葉で女性の権利を主張するのは好きじゃないけど… 男女の断絶をつくりたいわけじゃないけど… 男性と闘いたいわけじゃないけど… フェミニズムを勉強したわけじゃないからわからな…
FGM(Female Genital Mutilation: 女性器切除)は、「完全な女性になるには必要」といった古くから続く信念に基づき行われていていて、やらないとそのコミュニティの中で居場所がなくなったり、家族が恥をかいたりという社会的プレッシャーがあったりする。 …
たかはしいつろー( @takahashi126 )さんがホストをされている、 NPO/NGO、国際協力、ソーシャルな活動、海外生活を紹介する社会派ポッドキャストである、Fairly.fm への出演の回をだんだん重ねてきたので、記録として下記に出演エピソードのリンクをまとめ…
モヤることはモヤってるし、でも常にモヤっているわけではないしモヤりに支配されないよう、モヤってるのを自分で無視しながら折り合いをつけて生きていくのだけれど、でもそれを少しだけでもすっきりさせるものがあるのなら、それはライフハックとして活用…
ジャーナリストの伊藤詩織さんが、シエラレオネでFGM(女性器切除)の取材をされたドキュメンタリーが Yahoo! JAPAN の CREATORS というサイトで公開されていた。 前編 後編 そもそも、FGM(Female Genital Mutilation=女性器切除とは) アフリカや中東、ア…
ウガンダにいると、20代後半以降で独身の人って本当になかなか会ったことがない。 そして私が結婚してないと知ると、 「なんでしてないの!?」 って言われ、 「相手あってのことですから・・・」 と言うと、すごく納得のいかない風な顔をされる。なぜ???…
生きているといろいろな状況に出くわすけれど、その中で特に、男女差別の発言をぶつけられた時にそれに対応する(かしないか)には「言葉が必要」で、どういった対応がありえるのか、とわかりやすく書かれている本。 私たちにはことばが必要だ フェミニスト…
Fourth of July (アメリカの独立記念日)の日にニューヨークに到着して打ち上げ花火を見たのが印象的で、ちょうど今日で海外生活5年目に突入。 昔からずっとシンプルに「海外生活」に憧れがあったのになかなか出られなくて、「遅くなってしまった」というの…
IS(いわゆるイスラム国)に家族を殺され、自身は性奴隷として拘束され、逃げ延びた後に人権活動家として働いている功績で2018年ノーベル賞を受賞した、ナディア・ムラドさんの自伝。 The Last Girl: My Story of Captivity, and My Fight Against the Islam…