2018年を振り返る5つのキーワード

 

明けましておめでとうございます。

あれ、と言ってももう1月も終わりそう。クリスマスからの1カ月って3分くらいでしたか?

 

遅ればせ感満載だけども、昨年同様 2018年についても5つのキーワードで振り返りたかったのです。なのでやります。

 

昨年の↓↓↓

 

まず最初に5つ思いついたキーワード、

 ウガンダ

 エチオピア

 スーダン

 南スーダン

 …日本?

 

全部国。これらのことばっか考えていた。

でもそれではなんだか、ということでそれ以外で5つ考えてみました。

 

1.移動

2.南スーダン難民

3.保健

4.ジェンダー

5.運動

 

それでは詳細をヒアウィゴ

 

 1.移動

とっても移動が多い一年でした。

2月にウガンダ赴任して、エチオピアに3回、 スーダンに3回、ケニアに1回出張して、日本との往復2回。

ウガンダ内では車移動、首都から7~8時間離れた北部にたぶん10回くらい行ったし、エチオピアスーダンに行く際も現地で長時間車移動が満載です。

NGO職員ですからね、現場にやはり行かないと。

 

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「現場にやはり行かないと」感満載な写真

 

 

しかししばらくの間ウガンダで家がなかったので、ホテル生活で移動が多かったのがやはり落ち着かなかったです。ようやく定住地が決まって、(その後いろいろあり、ウガンダのすんなりいかなささをたっぷり味わったものの)落ち着きました。家は大事。

 

 

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家から見る夜明け

 

 

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キッチンの外で時々おサルさんたちが散歩しています

 

 

そして車移動ですが、おかげ様でまったく車酔いせず、ガタガタ道にどんどん強くなってきます。腰がちょっと痛いけれど・・・ただ車酔いしないとは言え、ガタガタしながら何か読むのは難しいので、移動中はポッドキャストをたくさん聴きました。

 

BBCのニュースや TED Talk が定番ですが、サスペンスでアメリカで話題になった SERIAL を聴いたり、国際協力系の人のリアルでコアなお話がいろいろ聴ける Fairly.fm もよく聴きました。そしてエチオピア出張で Fairly.fm 主催の いつろーさん(@takahashi126) にお会いしたことで出演もしちゃいました。

 

2019年も移動は多い年になりそうです。

 

 

2.南スーダン難民

担当しているプロジェクトが、南スーダン難民と、難民を受け入れるホストコミュニティを対象としているので、南スーダン難民の動向や関連ニュースを追っています。実はこの仕事に就くまでは、難民のことは専門に勉強していたわけではなかったので、学ばなくてはいけないことだらけだし、日々新しく知ることばかりです。

同じ南スーダン難民といえど、担当している4ヶ国(ウガンダエチオピアスーダン南スーダン)でそれぞれ違うし、難民の中でも部族や宗教、経済状況等様々なので「難民」とひとくくりにできないということも見て実感してきました。

 

尚、日本国内の南スーダンに関する報道は自衛隊の日報問題に関することがメインになっていて、それが落ち着いた後はあんまり注目されていないですよね…

日報問題については私も布施祐仁さんと三浦英之さんの「日報隠蔽」の本を読んで勉強になったし(ブログに感想書こうとずっと思いつつ書いていない)、もちろん国民としてとても気になる問題なのですが、南スーダン=日報問題ではこちらではもちろんないし、日本政府は自衛隊以外の支援を続けているし、2018年9月に結ばれた和平合意が前回みたいに破られずに確実に履行されるためにも、世界からの熱い目線が必要と感じます。

 

日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか (集英社学芸単行本)

日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか (集英社学芸単行本)

 

 

今回の和平合意は周辺国も巻き込んだプロセスで実施し、今度こそ平和を継続させようという南スーダン。まだまだしばらくは不安定だと思いますが、良い方向に向かうことを祈りつつ目が離せません。 

 

 

3.保健

保健も、今の仕事に就くまで特に専門とは言えなかった分野ですが、仕事を通してすっかり保健プログラムにどっぷり浸かれて、重要性を再認識し、学び多き一年でした。広い保健関連の中で、水衛生、栄養改善、母子保健、性と生殖に関する健康、月経衛生管理 etc. 人の健康に関わることをたくさんプロジェクトで行いました。

 

あと、保健に関しては夏くらいからコンゴ民で始まったエボラの流行が大きなトピックでした。大きいコンゴ民の中の、しかしウガンダ国境沿いで史上第二番目の規模の大流行。これは絶対ウガンダに入ってくると思い、その場合カンパラとか人の出入りが多い所は絶対に拡がりそう…そしたらどうするんだろう…避難?と思ったんですが、今のところウガンダの患者数はまだゼロ。それってすごいですよね。

 

エボラは空気感染はしないから、とにかく接触で気をつければいいというのと、やっぱり国境沿いで感染を阻止している国際機関とか政府がすごい頑張って阻止しているのだろうなあ、と。

 


とはいえ、今713人のケースが発覚して、439人亡くなっているとのこと。まだまだ「安心」とは言えない状況です。ただ、なんとなく日本で持たれているように「かかったら即、死亡」という感じではなくて、普通に治療を受ければ治癒する可能性は高いようですが、でも、流行している地域がそもそも社会的に脆弱な人口が多いから、医療へのアクセスが十分じゃなくて亡くなってしまうケースが残念ながら多いようです。

まだまだ終わってないので、引き続き動向には注意しつつ。

 

また7月には、ウガンダにいるとエボラよりさらに身近に感じるマラリアによって、NGOで働く現地駐在員の方が亡くなられたこともショッキングなニュースでした。

 

亡くなられた直江さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

 

4.ジェンダー

ジェンダーについては大学院の二年目からしっかり学んできた分野。今の団体が女の子のエンパワメントにすごく力を入れているので、それに引っ張られて私もさらに関心が高まっています。

 

今住んでいるウガンダの中でジェンダーに関する深刻なトピックの一つに、早すぎる結婚があります。それ関連の記事を書いて、ハフポストに掲載いただきました。

正直この記事は、ハフポストに載るということもありすごく書くの難しくて時間かけて書いた挙句の果てに、結局入れたいことと入れるのやめたことがごちゃごちゃになり、反省点がたくさんあるのですが、ウガンダの女の子たちの性と生殖に関する権利・健康にまつわる話の一端として読んでいただけると幸いです。

 

そして、仕事を通してたくさんのジェンダー関連の課題を扱う中、日本に関してもとっても気になるのがこの分野。

 

8月には、東京医科大学が女子だけ一律減点していたことが大ニュースになりました。


あと、順天堂大が「女子はコミュ力が高いから」と一律減点したとか。

こういうことが行われていたことが許せない、かつ入試関係者の倫理感に絶望するというのは大前提として、その後の国内の議論の方向性とかも、やっぱり私が勉強してきたジェンダー論や、留学していたニューヨーク等で話されていることからは少しずれていると感じ、日本はジェンダーの世界でどうしても今一歩と感じずにはいられない、憂う分野です。

 

あと、入試要綱にそんなこと書かずに操作していたことでこの入試のことは明らかな不正として大問題だけれど、企業の採用でも常にあからさまにこれがなされてますよね。女性は男性の補助的な立場で採用されることが当然であり、それが「幸せ」であるという社会通念が、それによって恩恵を被る人たちによって維持されている環境。総合職への女性の応募も多いだろうに、やっぱり同じ能力でも採用結果は男性の人数が多くなるように調整されること、当然のようになされていると感じます。

 

どうも話が噛み合わないと思う所に、男女平等は Win-Win だという視点が抜け落ちているというのがあります。結構、「ジェンダー」とか「フェミニズム」とかいうと、「男より女が活躍するように!」みたいな感じに取って、女性の権利の幅が広がることが、イコール男性の権利が圧迫されることだと感じている人が多いようですが、全然そうじゃない。

どんな人でもその多様な個性を持って社会で楽しく活躍できる土壌があってこそ、逆に「男はこうでなければならない」というような男性を縛り付けるステレオタイプ(そしてそれが、「男は強くなきゃ」に端を発した暴力とか、「男性が稼ぎ頭」として年収が低いとモテないとかにつながったりする)も和らぐし、みんながみんな、自分の幸せを追求しやすくなると思います。そのために同時進行で、まずは未だに低迷している女性の選択肢がフルに広げられるようにならなければいけない、そういうことだと思っています。

 

5.運動

なんかずっと仕事関連の話ばっかりなので、最後は生活的なこと。

2018年は、前より体力づくりと健康を意識して定期的に運動するようになりました。なんか、マラリア予防にも免疫高めておくことが重要かなーなどとも思い。

特に年の後半に定住地が決まってからは、 水泳と、家の中でできる筋トレ。ダンベルとヨガマットが活躍。姿勢がいつも悪いからちゃんとしたい。

 

そして次に日本に買ったら買おう!と前々から決めていた、ソニーの水の中で聴けるワイアレスヘッドフォンも無事持って帰って来て、聴きながら泳いでます。良い!!

(ちなみにBluetoothだと水の中は途切れるので、内蔵プレイヤーに音楽入れて聴いてます)

 

おかげで一年間まったく風邪もひかず、自分でもちょっとびっくりするくらい元気です。(お腹は定期的にやや壊しするものの・・・だいじょうぶ)

山登りも趣味と言いたいものの、夏に一回大山に登れただけなので、また行きたい。ウガンダでルウェンゾリ山チャレンジできるかな。(誰か一緒に行きませんか?)

2019年も過信せず、元気に。

 

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そういうわけで、新しい仕事を始めて新しい国に移った一年だったので、やっぱり仕事に関すること中心のキーワードになりました。とはいえブログの内容はものすごく適当に書いていて、特に深く考えてないしもちろん所属団体とは一切関係ないのであしからず、お願いいたします。

 

来年の今頃には、また新たなキーワードについて書けるように、仕事・生活の幅を拡げていこう。

 

皆さま本年もどうぞよろしくお願い致します。